FAQ
よくある質問
ビジネスモデルや人材、組織風土など、企業それぞれ固有の特徴があるので、
同じことを同じように教育しても成果には違いがあると思います。
ただ、人材教育と生産性向上の相関については、内閣府からも興味深い資料が発表されています。
労働人口が減少し、社員の確保ですら難しい時代となった今、
社員ひとりひとりの成長やパフォーマンス向上を通じて、企業の持続的成長を成しえるという
アプローチは有効であると考えています。
またトレンドであるSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の取り組みは、
投資対象として評価される重要な要素と言われています。
SDGsの17の大きな目標のうち、「5.ジェンダー平等を実現しよう」や「8.働きがいも経済成長も」は、
企業の中の教育と非常に親和性が高いですし、その他の目標を自社ビジネスと関連付けて考え、
成果をあげられる人材を育てることは、企業戦略として重要な位置づけになっていると考えます。
▼ 平成30年度 年次経済財政報告―「白書」:今、Society 5.0 の経済へ―(内閣府発表) 第2章-第2節- 2. 企業における人的資本投資の効果
可能です。
心理検査を適切に活用することで、お互いの強みや捉え方、コミュニケーションの傾向など、
共通の視点を持った上でメンバー間の理解が進み、尊重しあうことを目指します。
オンラインで実施する際は、対面時よりもファシリテーターの役割が重要になります。
弊社では、リモートでのファシリテーションを10年近い経験をもつメンバーが担当いたします。
チームメンバーが本音でコミュニケーションをとれるように社外の人間が関わることで、
より中立な立場で進めることが可能なため、メンバー間の信頼を増すコミュニケーションを促進します。
組織開発とは、「組織内の当事者が、自ら組織を良くしていく」、という考えに基づいています。
組織とは人の集まりですから、個人の行動変容と、人と人とのあいだ、
つまりコミュニケーションの変革が鍵となると言えます。
心理検査MBTI®は、自己理解というプロセスを経て、持って生まれた固有の資質と
強みを発揮するためのヒントを自分自身で見出すための手がかりを提供します。
ひとりひとりが自分の資質や強み、成長にむけた課題などを深く知ることが、
組織開発に大きな影響を与えると考えます。
組織開発でMBTI®が取り入れられた事例を以下に挙げます。
▼ 『なぜ人と組織は変われないのかーハーバード流自己変革の理論と実践』
ロバート・キーガン/リサ・ラスコウ・レイヒー著/池村千秋訳
第7章 うまくコミュニケーションが取れないチームー集団を変革するために、
個人レベルで自己変革に取り組む物語(P.246より転載)
“メンバーがお互いの違いを理解するのを助ける道具として私たちが選んだのが、 マイヤーズ・ブリックス性格指標(MBTI※)だ。 カール・ユングの考え方を土台に、人間の性格タイプを明らかにしようというものである。 コミュニケーション・スタイルの違いを理解するためには、性格タイプの違いを知る必要がある という考えのもと、これを取り入れた。
重要なのは、MBTIが性格の評価を目的としたものではないという点だ。 性格タイプに優劣はなく、どの性格タイプにも強みと弱みがある。 このような価値判断を伴わない指標を用いれば、自己防衛的発想に陥ることなく 率直に自己分析ができ、性格タイプを理由に他のメンバーを非難することも避けられる。 自分と他人の性格タイプの違いが理解できると、コミュニケーションがうまくいかないときに 寛容になれる。それが自分や相手の落ち度ではなく、お互いのニーズや価値観の違いが原因 なのだと思えるからだ。 また、自分の優先事項が万人共通のものではないとわかるので、それを他の人におしつけなくなる。 相手の優先事項を尊重し、意識的に相手の視点に立ってものごとを考えることを通じて、 相手とのギャップも埋められる。
要するに、MBTIを活用すれば、自己理解を深めることを通じて、情報の発信と受信の能力を 向上させ、同僚のコミュニケーション・スタイル(情報の優先順位など)に配慮して 自分のスタイルを修正できるようになるのである。”
MBTI®は1943年に発表されて以来、様々な場面で活用されています。
特に、企業や組織における普及は
進んでおり、フォーチュン100社のうち7割が導入している
と言われています。
企業以外では、プロスポーツチームや医療機関などの団体や学生を対象に、
チームビルディング、コーチング、リーダーシップ開発、キャリア開発、教育、カウンセリングなど
様々な場面で活用されています。
▼ 園田由紀著『エッセンシャルMBTI®[第2版]』発行2014年:JPP株式会社、p5より引用
"MBTIは1943年に発表されて以来今日まで普及してきています。(中略)
いまでは米国ではおよそ200万人の人たちが毎年MBTIを受検し、健常な性格の働きをしる
アセスメントとしては、群を抜いて最も広く活用されるようになりました。"
より詳しい情報を必要とされる場合は、
一般社団法人日本MBTI協会サイト内
「MBTI利用場面」および「実際の導入事例および論文のご紹介」をご参照ください。
MBTI®は、ユングのタイプ論をもとに開発された世界で最も活用されている性格検査のひとつです。
診断ではなく指標であり、タイプに分類することを目的としていません。
他者との比較ではなく、その人が持つ固有の性格に焦点をあてます。
物の見方や捉え方、判断の導き方など4つの指標を用いて、専門家の支援のもと、
自己理解を深めるメソッドです。
MBTI®はフォーマルアセスメントに該当し、専門的な訓練を受けた有資格者のみ、
検査ツールの購入及びフィードバックを実施することが可能です。
▼ 以下、一般社団法人日本MBTI協会より引用
"MBTI®が他の心理検査と大きく違うところは、検査結果はあくまでもきっかけに用い、
一定の訓練をうけたMBTIの専門家といわれる人たち(MBTI認定ユーザー)の支援を受けながら、
MBTI®に回答した本人が、自分についての洞察を深め、自分のベストフィットタイプ(もっとも
しっくりくるタイプ)を見つけ出す過程(プロセス)そのものを重視しているところです。
要するに、結果だけでなくそれをきっかけに自分の理解を深めていくプロセスがあってはじめて
有益になる検査ですから、検査というより、メソッドというほうが近いといえます。"
より詳しい情報を必要とされる場合は、
一般社団法人日本MBTI協会サイト内 「MBTIとは」をご参照ください。
はい、受けることができます。
web受検のための環境として、受検用の外部サイトにアクセスできることが必要条件となります。
MBTI®は、結果レポートを元に、専門家(MBTI認定ユーザー)の支援を受けながら、
受検者自身が検証し、自己理解を深める過程(フィードバック)を重視したメソッドです。
受検者の利益を守るためレポートのみの返却することができず、フィードバックを受けていただく
必要があります。
フィードバックは、対面もしくはオンライン、いずれの方法も可能です。
オンラインで実施を希望される場合は、web会議システムの環境も必要となります。
弊社では、事前のweb受検からフィードバックまで認定プラクティショナーが支援しますので、ご安心ください。
無料の診断サイトは、よく似たアルファベットを使用していたとしても、
MBTI®とまったく別のものになります。
そもそもMBTI®は診断ではなく指標であり、タイプに分類することを目的としていません。
訓練を受けた有資格者の支援のもと、自己理解を深める過程を重視するメソッドです。
より詳しい情報を必要とされる場合は、
一般社団法人日本MBTI協会サイト内
「よくある質問」および「MBTIもどきを受検された方々へ」をご参照ください。
MBTI認定ユーザーは、
「フィードバックスキルなどのレベル維持と向上」のために、レベルを保持しています。
認定プラクティショナー資格とは、一定の実績、スキルを有すると認められているレベルとなります。